サイドサドルスタイル
サイドサドルスタイルとは
サイドサドルスタイルは、カップの正面からパットをするスタイルです。
通常のパターはカップに対して体が横向きになりますが、サイドサドルスタイルはターゲットラインを両目で捉えながらまっすぐ打つので、安定感が得られます。
このスタイルは、プロゴルフ界に数々の歴史を残した「サム・スニード」が考案したフォームです
サイドサドルスタイルの歴史
1960年代、サム・スニードはイップスによる極度のパッティング不調に悩まされた末に「ホールを正面に捉えてストロークする」という全く新しいスタイルを考えました。
しかし、ラインを跨いで打つのはルール違反とみなされたため、そのスタイルをさらに改良してサイドサドルスタイルを編み出しました。
中・長尺パターのアンカリング打法に似ていますが、こちらは規制によって胸やお腹で支点を作り、ストロークするのは禁止になりました。
そのため現在ではさまざまな対策が行われており、その打開策として有効的なのがこのサイドサドルスタイルです。
-
正面からパットする
狙いやすい姿勢 -
正面を向き、右手でボールを転がすのは誰もが慣れ親しんでいる動作です。
ゴルフを経験したことがない方でも、どのくらいの強さで振れば、どのあたりまでボールが転がるかは簡単に予測できます。
ボーリングと同じ要領でパットを打つことができるため、通常の打ち方とはコントロール性に大きな違いがあります。
-
移動しないので
ラインが出しやすい -
サイドサドルスタイルは、ターゲットラインを想定した後、その姿勢のまますぐにアドレスに入れます。
視認性の悪い横向きのアドレスに戻る必要がないので、通常のパッティングスタイルよりも理想的なラインが出しやすくなります。
また、カップの位置や傾斜、芝目を確認しながら狙えるため、正確なストロークができます。
-
シンプルな動作で
大きな安定感 -
ストローク時に動かすのは右手のみです。
体は自然な状態のまま同じ姿勢を保持するだけなので、右手のストロークに集中できます。
通常のパッティングスタイルはパターに近い上半身部分が全て動き、複数箇所の動作によって微妙なズレが生じてきます。
サイドサドルスタイルは必要最低限しか体を動かさないため大きな安定感を得られます。
TEL059-231-1665
FAX059-231-1672
【営業時間】9:00~17:00